明後日から6月ですね。今年は梅雨入りも早く、気候の変化に体がついていかないという方もいらっしゃるかもしれません。私は5月はとにかく机に向かっていた一か月でした。
さて、そんな毎日を過ごしていると過去の投稿がフェイスブックで「思い出」として上がってきます。
2年前、ヒューストンのAdobe Captivate Specialist の講座に参加した後の投稿です。すごく楽しみでもあり、もし最後の試験に落ちてしまったら、と自分がすごく落ち込むことを想像して参加する前からブルーになっていた渡米でした。往路の飛行機も、到着してからもパソコンで操作したり、ノートに操作をまとめたり、それでも自信が持てず不安でした。受かった時はすごく嬉しかったです。
そして、この時、「ヒューストン行きたいなあ」とつぶやいた私に「行け行け~、行ける時に行け~、行けない状況になったら後悔するぞ~~」と背中を押してくれた家族はすごいなあと思います。
さて、この投稿、私はこんなことを書いています。
「オンラインで学習コンテンツを提供したい、しようと考えている、見直したい等、ご相談に乗ることが出来るレベルになったと思います。」
あほですね。その時の自分が目の前にいたら、ピコピコハンマーで頭をぽこぽこ叩きたいです。
「わかってない!!!」と。
わかっていないことが多すぎて、その都度調べることを繰り返して、なんとか2年間進んでいるのです。知らないということは恐ろしいことですね。今ではこの道のり、知らないことがいっぱいある山に登っているようなものだと思っています。
さて、この度6月に翻訳を担当した書籍が出版になります。
(画像をクリックいただくとAMAZONの書籍ページが開きます)
ティム・スレイド氏のeラーニング・デザイナーズ・ハンドブックの翻訳です。
これはe-ラーニングに取り組む人にとって、全体像をつかむためにも役立ちますし、どんなプロセスを進めればいいのかを理解することができる書籍です。とても、わかりやすく書かれている入門書です。
ーe-ラーニングを見直したい
ーe-ラーニングについて今後導入を考えたい
ー自分のコンテンツをブレンディッドラーニングにしたい
もう少し具体的なイメージで表現すると、
「今までは対面でやっていたが、オンラインでのセミナーも取り入れるようになり、今後はオンデマンドのコンテンツも提供できるようにしていきたい、という状況でいきなり担当者になってどうしたらいいのかさっぱりわからない」
「昨年オンライン研修やオンライン授業をスタートしたが、受講者の状況を考えると自由にオンデマンドで取り組んでもらった方がいいような内容(部分)があるように思う。どうやったら作れるんだろう。何を準備したら提供できるんだろう」
というような方が「こういうことかなー」とイメージできるようになる、そんな書籍だと思っています。
2年前の自分にこの書籍を届けたいです。「こういうことか!」と全体の枠組みを理解でき、随分楽になるはず。
みなさまにもぜひ手に取っていただき、役立てていただけたら嬉しいです。
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