ATDという非営利団体がアメリカにあり、人材開発に関して様々な取り組みをおこなっています。(ATD:Assosiation of Talent Development)日本ではATDインターナショナルネットワークジャパンがATDの取り組みを紹介したり、年に一度アメリカで開催される国際的なカンファレンスの案内や報告会を実施したり、秋にはジャパンサミットというイベントを開催したり、と熱心な活動を続けています。
そのATDが認める人材開発のプロフェッショナルという資格にはCPLPというものがあります。
CPLP: Certified Professional in Learning and Performance
10の領域(+ベーシックな6つのコンピテンシー)に対しての知識とスキルを持っていることが証明される資格です。そしてもう一つがAPTDで4つの領域(+ベーシックな1つのコンピテンシー)についての知識とスキルを持っていることが証明されます。
APTD :Associate Professional in Talent Development
カンファレンスに出席したことから興味を持ち、この資格取得に取り組んできましたが、この度ようやく合格することが出来ました。
何よりも勉強する過程で、今取り組んでいるオンラインラーニングのベーシックな知識「ラーニングテクノロジー」の領域に取り組んだことが、現在の仕事にも生きているように思います。
例えば、「あなたは地方にも支店がある営業組織にE-learning を導入する担当者になりました。前任者が作ったものが残っていますが、適切な内容かどうかわかりません。あなたはまず何から始めますか?」といった問いに対しての答えを考えていくような設問がありました。他には「・・・・・の状況であれば、あなたはLMSとLCMSとEPSSとCMSからどれを選びますか?」という設問も。
学習を始めたころは、「LMSって何?」「ゼロからスタートした方がいいんじゃないか」など、フレーズがわからないことや、答えを考えることすら放棄しそうになっていました。
所属していた会社で勉強会で一緒に問題を解いたり、CPLPホルダーに「こういう知識が必要だからここを勉強して」と教えてもらったり、英語で挫折しそうになった際には英語のパーソナルトレーナーの方に励ましていただいたりしながら、やっと「PASS」が書かれているシートを受け取ることが出来ました。
学んだことは生かしつつ、また学び、この10月からも業務に取り組んでいきます。
助けて下さった皆様、本当にありがとうございました。
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