新しいAdobe Captivateが発表されました!👏👏👏。Project Charmとして開発が進み、様々な場面で紹介されていたので、「待ってました!」という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それ以上に「えっ?今使っているAdobe Captivateが使えなくなるの?」とびっくりされる方の方が日本では多いような気がします。ですので、まずその方の不安を払拭するところから始めたいと思います。
Adobe Captivate2019 は Adobe Captivate Classicに、名称が変更になりました。混乱を防ぐために、間違いを防ぐために、Classicの後に(2019)とつけている投稿もSNSで見かけました。(私もその記載を真似して、この記事は書いていきます。)そして、このClassic(2019)はすぐ使えなくなる訳ではありません。参加したセミナーでは2026年頃までサポートを継続する予定と聞きました。詳細はAdobeの情報を確認していく必要がありますが、2019の前のバージョン、Adobe Captivate2017の話をすると、2019がリリースされた後、2022年までのサポート予定となっていました。ですが実は今年まで延長されています。ですから、「Adobe Captivate2019を使い始めたばかりなのに!」「気にいってるのに!」という方は慌てることなく、Classic(2019)バージョンのご利用を継続いただけるとよいのではないかと思います。弊社の講座に関しても、Classic(2019)バージョンの講座のご提供はしばらく継続させていただこうと考えています。
余談ですが、新しいAdobe Captivate、これは製品の英語のページを確認すると"the all-new Captivate"となっているので、「日本語にどう翻訳されるのか?」と気になっていました。シンプルに「新しい」となっていて、ほっとしました。「『全部新しいAdobe Captivate』だと毎回大変だな…テキストどうしよう」と思っていたのです。そしてお気づきいただけたでしょうか?私が「新しい」という形容詞を付け足している訳ではなく、名称が「新しいAdobe Captivate」なのです。
新しいAdobe Captivate(2023)と、Adobe Captivate Classic(2019)の違いはClassicのページに比較表が掲載されています。以下に一部引用しますが、
新しいAdobe Captivate(2023)は以下を迅速に作成したいユーザーにお勧めです。
ソフトウェアのシミュレーション
レスポンシブ対応のコース
インタラクティブなビデオ
スライドベースのインタラクティブコンテンツ
長いスクロールのあるインタラクティブコンテンツ
Adobe Captivate Classic(2019)は次のことを行う、既存のAdobe Captivateユーザーにお勧めです。
古いコースを維持する
ビデオデモを作成する*
仮想現実コースを作成する*
PowerPointを読み込む*
つまり、新しいCaptivate(2023)では、現段階ではPowerPointのファイルの読み込み、そしてVRプロジェクトの編集、ビデオデモの作成が出来ないのです。でもこれはいずれ追加されていく予定となっています。さらには、Captivate Classicで作成されたファイルの編集は出来ないのです。(異なる拡張子となります。)
随分長い記事になってしまいました。新しいAdobe Captivate(2023)の詳しいご紹介はまた改めて記事や動画にしたいと考えています。今日は、少しだけ。
まず、より感覚的に操作しやすい設計になっています。
メニューバーは上部ですが、ツールバーは左側に配置されるようになりました。
そして、デスクトップ、タブレット、モバイルのプレビューを編集画面で常に確認することが出来るようになりました。
右側のパネルにはデザインオプションも表示されるようになりました。
そして、感動したのは、モバイルです。まずはモバイルを縦に持った状態が表示されますが、ボタンをクリックすると、モバイルを横にした場合も見せてくれますし、編集も可能です。
このモバイルでの学習状態が表示されるようになったことで、モバイルを前提としたコンテンツ制作がより快適に、そしてスピーディに進むようになったことを感じさせられます。さて、より詳しい内容はまたご案内いたします。本日はここまでといたします。お読みいただき、ありがとうございました。
新しいAdobe Captivateの講座に関しても準備を進めていますが、急いでレクチャーを受けたいという場合は、メールフォームよりご相談くださいませ。
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