Adobe Captivateで動画の編集を行う方法は複数あります。
このブログでもご紹介してきました。
近いうちに上記の2つの方法の違いについてもまとめたいと考えていますが、今日はビデオデモという機能について解説いたします。
この方法は、パソコンのカメラを使い、動画をCaptivate上に残していく方法です。
そして、パソコンのカメラで話し手を録画すると同時に、パソコンの画面も残すことが可能です。
つまり、
1 パソコンのモニター(またはアプリケーション)と話し手を合成する
2 パソコンのモニターのみ録画する
3 話し手のみ録画する
この3種類の方法が可能です。
ここでは1の方法をご紹介いたします。
「クロマキー合成」というと、「あっ!それ?」と思う方もいるのではないでしょうか。
人物が画面上に登場するものです。
スタジオでないと撮影できない…
難しい編集方法が必要…
そんなことはありません。
パソコン1台で完結します。
手順としては
1 スタート>新規>ビデオデモ
2 ビデオデモ>録画に関する指定
3 録画開始→終了
4 その後編集
となります。
ここでは1から3を「入学前説明会」というサンプルスライドを用いて、操作方法を解説しています。
そして、この制作方法には、様々なバリエーションが存在します。
例えば、ペンタブレット(ペンタブ)を接続する、またはタッチディスプレイでペンで入力出来るなどの場合は、板書を録画していくことが可能となり、特に学校教育で板書を活用し授業をされている方には、日常の授業に近い動画をスムーズに制作することが可能となります。
つまり、パソコン上にインストールされているアプリケーションを映し出すこと、パソコン上に入っているデータを映し出すこと、が可能です。
新しく社内に展開するアプリケーションの操作をしながら解説していくコンテンツ
手術中のドクターの手元を録画した動画に解説を重ねていく
そういった制作が可能です。
編集によって、様々な調整も可能になります。
その内容は、「編集編」にてご紹介いたします。
おまけ
PCの画面で話し手を撮影する際の注意事項です。
・ 自分自身のスナップチャットを撮影する際に眼鏡は外しておきましょう。
(眼鏡はスナップショットの撮影をした後にかけましょう)
・ 服装はできるだけダークなものを着用しましょう。
(認識してくれず、指定に手間がかかります)
・ 背景を「デスクトップの画面」にする場合には出来るだけ肌の露出を控えましょう。
(肌が透けてしまうことがあります。照明を工夫することもお勧めします。この動画でも鎖骨のあたりが透けてしまっています。)